東京で飲食店コンサルタントをすることの難しさ

コンサルタントの仕事は最近脚光を浴びていて、景気の良い世界に思えますが実際にその世界で生きている人は苦労も多かったりするものです。
丁度、友人が飲食店コンサルタントの仕事をしているのですが、話を聞くとかなり大変な世界なのだなと感じました。
一見するとリスクも少なく濡れ手に粟の商売のように感じてしまうものですが、そこにはそれなりの苦労があって、決して楽な仕事はないのだなと改めて思い知らされる出来事でした。

飲食店コンサルタントをしている友人が大変そう

今の時代どの仕事も同じかも知れませんが、飲食店コンサルタントをしている友人がとても大変そうで休みがないと言っていました。
友人もまた自営業者ですからサラリーマンと違って定休というのがなく、仕事があれば休むことなく働き続けなければなりません。
また、仕事がないと生活できませんから仕事がない時には仕事を探さなければならないわけで、結局休むことができません。
そのような姿を見ていると本当に大変だと感じるのですが、飲食店コンサルタントの内容を聞くともっと大変だと感じました。
東京であれば立地もいいので何もしなくても上手く行きそうなものですが、やはり競争は厳しくそれだけにコンサルタントに頼ってくる人も多くいます。
そのような人たちの期待を裏切らないように的確なアドバイスをするのは、かなり骨が折れるようでかなり疲れ切っていました。
回りからすると適当に助言をしてお金をもらえると思いがちですが、やはり大変な仕事のようです。

華々しいばかりの業界ではない

コンサルタント業は華々しい場面ばかりが強調されますが、話を聞いてみると結構地味な仕事でもあるようです。
特に飲食店だと奇をてらうようなやり方は悪手になりかねないので、基本に忠実な助言をすることが多いようで、そこでまた相手と揉めてしまうことがあると話してくれました。
依頼をする側としては画期的なテコ入れ策を期待するわけで、ありきたりなことを言われても困るということです。
だからといって相手の望むように突飛な助言をすれば、結局損をするのは相手であって直接的な責任を追わないとは言っても依頼者を大損させるのは心が痛む訳でそれがかなりのプレッシャーになるようでした。
上手く行ったときにはプロなのだから当然で上手く行かないと困ると評価され、評価されにくい部分に関しても大変な仕事だということがわかりました。
外から見ているとわからないものですが、その業界の人間から内情を聞いてみると本当の世界が見えてくるものですね。

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