外構を立派にする前にする事

子供はのびのびと育つことはとても望ましいことだと考えています。
しかし子どもであっても最低限のマナーを守ることは大事ですから、子供の失態を親が注意しないことに腹立たしくなります。
昔は電車に乗っていてマナーが悪い子供を、全く関係のない大人が注意する光景が見られました。ただ今では面倒なことに巻き込まれたくないという気持ちや、注意をしても親から反撃にあってしまうことが多くなったので、野放しな状態になっています。

横浜を歩いていた時にマナーの悪い子供が…

この前、横浜にある住宅街に引っ越した友人の家に遊びに行きました。
それぞれの住宅に広い駐車場が備え付けられていたので、来客用の車も駐車することができます。
マナーが守られていて、住みやすそうな環境になっているので、さすが横浜だと感じていました。しかし帰り道、2人の兄弟と思える子供が道路でボールを投げたり蹴ったりして遊んでいました。
近くには広い公園があるのに、車は頻繁に通りかかる道路で遊ぶ必要はないだろうと眉をひそめて見ていました。そうしたらその子ども達は、いきなり汚い泥だらけのボールを人の家の外構に思いっきり投げつけて遊んでいます。外構にはボールについていた泥のあとがついていますし、投げるときに方向をあやまって家の玄関に置かれていた植木鉢をなぎ倒してしまいました。それなのに子ども達はただ笑っているだけで、人様の玄関に断りもなくボールを取りに行くので呆れてしまいました。
さすがに一言注意をすべきだと感じて話し掛けることにしました。

その子供は立派な家へ帰っていった

注意を受けることを感じ取ったのが、子ども達は咄嗟にボールを拾って走り出しました。わざわざ追いかけていって注意をするのも嫌だと感じたので、そのまま帰宅することにしました。
駅までの道を歩いていると、ひときわ大きな邸宅とも呼べる立派な家があり、その家の前で、さっきの子ども達が遊んでいることに気付きました。子供たちも、さっき注意をしようとしていた大人だと察したようで、すぐにその立派な家の玄関に入っていきました。
その家は玄関に一目見ただけでもわかるような高級な植木鉢を並べて、綺麗に花を植えこんでありました。外構もかなり立派で、汚れが一つも見つけられませんでした。
子供たちの親は、子供が外でどのように遊んでいるのか全く知らないのかもしれません。
しかし自分たちの立派な家は汚すのは嫌だけれど、他人様の家であれば、汚したり物を壊してもいいと考えているのであれば大問題だと感じました。
家を着飾る前に、まずは人間教育が大事だと実感しました。

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